日々の制作のこと

大器の器活動ブログ

100年前にも水琴窟はあります

函館五稜郭内の奉行所にも多羅尾代官所にも水琴窟は設置されていました。信楽焼の甕を使って。100年、100年以上前から水琴窟は流通していたと考えられます。
大器の器のこと

二日掛かりの窯詰

窯詰してます。 純朴窯詰が全ての基本陶芸家の奥田大器です。 大の男が三人で二日使って窯を詰めます。最近は小さな商品(小物商品なんて呼ぶんですけど)の注文が多いです。急須や湯飲み、食器類。コロナ禍で注文のある商品も変化があります。明らかに"小...
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切立湯飲みを作っています

どうも切立る純朴陶芸家の奥田大器です。 皆さん生活切っ立ててますか。 僕は常に切っ立ってます。 切立、直立の湯飲みの事です。"きったて”と言います。ちょっと写真ピンボケしてますが表面波立ってます。トチリ仕上げとうちでは言ってます。 これが仕...
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蓋を鬼の直し作業

間違えたら直したらいい。 修正も大事な製作工程陶芸家の奥田大器です。久しぶりの二度手間をやってしまいました。 お写真の品は茶香炉です。茶葉を蝋燭で炙りその香りを楽しむ陶品です。蓋が二重になっています。中蓋で茶葉を受けて外蓋で蓋をします。 こ...
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新しい水琴窟作りました

床の水沁みが痛恨の写真。 どうも、水が沁み出している水琴窟陶芸家の奥田大器です。皆さん生活に潤いという名の水は沁み出していますか。 新しいサイズの水琴窟、陶琴を作りました。堂々の発表です。もうちょっと写真をなんとかした方がいいという声が僕の...
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フリーカップの削りです

ロクロにフリーカップを据えて(逆向き)仕上げの削りをしています。 どうも、純朴フリーカップ陶芸家の奥田大器です。人生もフリーダムでありたい。そんな事を思う39歳です。 フリーカップ作りが宴もたけなわです。定期的にフリーカップの注文が入ります...
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水が少しでも流れ易い様に溝

この工程に意味があるのか? どうも、純朴水琴窟陶芸家の奥田大器です。 本日は水琴窟の透水器の話です。 表面に溝を彫っています。水滴が落ちる突起から一本づつ。少しでも水が流れ易い様にと考え彫っています。 多孔質な素材(土)ですので水を入れたら...
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大きな水鉢の作り方

巨大な鎌が二つ。 機械ロクロで大きな水鉢も作れます。 純朴水琴窟陶芸家の奥田大器です。 機械ロクロって重要です。 2尺からそれ以上直径がある物も機械ロクロで作ります。形、製作時間等が手で引くより安定します。どちらかが優れているとかそういう話...
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機械ロクロはコテの刃が命

解りますか?この写真。 どうも、純朴水琴窟陶芸家の奥田大器です。水琴窟以外にも作る物はあります。 僕の仕事は主に機械ロクロの押しです。石膏型とコテの間を調整して商品を作っていきます。 このコテはティーポットを押す為の物です。作る商品によって...
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石膏型とコテを合わせます

9月に入ったのにとても暑い。 暑さ寒さも彼岸までの陶芸家奥田大器です。純朴で水琴窟やらせてもろとります。 本日は朝から石膏型とコテとのランデブーです。機械ロクロの調整です。石膏型と鉄コテの間に隙間を開けて固定します。その隙間に土をぶち込んで...