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‟丸陶琴"は音が何故良い?

Posted on 2017.01.28(Category:水琴窟と水鉢について)

20170127_toukin_01_IMG_6675.JPG
水琴窟は素晴らしい。
純朴出たがり陶芸家の
奥田大器です。

丸陶琴が良いんですよ。
しみじみ感じてます。
卓上なら丸陶琴が一番良い。

やっぱり形状だと思います。
丸みが音の質を良くしてると思います。
水音の質は、
これは僕の製作上の経験ですが
落ちる高さと響く場所の体積と
形によって変わって来ると思います。

真っすぐな筒みたいな反響器だと
音いまいち良くないんです。
昔1.4mくらいの筒状の水琴窟
作ったんですがこれが音いまいち。

充分な高さと大きさがあるのに
水音の響きに‟重さ"が無い。
奥行きの無い音、平面的な音、
そんな感じです。
20170127_toukin_02_DSC_0022.JPG
この反響器の丸みが
良いんだと思います。

作ったのは偶然なんですけどね。
ほんま試しに作ったら
当たった感じです。

水琴窟の水音のポイントは
多分‟丸み"です。
水音が反響する場に丸みがあったら
音が深い感じがします。

この音の伝える表現難しいですね。
‟深い"とか‟立体的"とか‟重い"とか
言われても解らないですよね。
でもそれしか表現のしようがない。

水音は奥が深いです。
音ってとっても難しい。
20170128_toukin_03_DSC_0003.JPG
うちの水琴窟
大きさ比較です。

・・・出たがりですから。

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