暑い信楽、熱い窯

Posted on 2018.06.26(Category:日々の制作のこと)

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夏だよ夏。
純朴汗Tシャツ陶芸家の
夏嫌い陶芸家の奥田大器です。

昨日、今日は信楽暑い。
空気が暑い。
梅雨だけど夏来てますね。
そんなただでさえ暑い日に窯です。
窯の周りはもっと熱い。

窯が上がりました。
まさにその時の写真です。
うちは還元焼成をしています。
RFです。
めっちゃ端折って言うと
酸素を遮断して焼いています。
ですから窯の扉の覗き穴の隙間から
酸素を求めて火が噴き出ます。
覗き穴を防いでるレンガを
取ればもっと火が噴き出て来ます。

もう一つの焼き方として
酸化焼成というのがあります。
めっちゃ端折って言うと
酸素を普通の状態で焼きます。
OFです。
OはオキシジェンのOです。
水中酸素破壊剤は
オキシジェン・デストロイヤーです。

何が違うかと言いますと
釉薬や土の色合いが違います。
変化します。
それぞれの窯元や陶芸家さんの
好みや狙いがあって変えます。
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1248℃で止めました。
結構上げます。

別に止める温度まで来たら
ブザー等が鳴る訳ではありません。
ちょこちょこ確認する訳ですわ。
1245℃位になったら待ちます。
その間に汗だくになります。
特に今日は暑かった。
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汗で濡れまくったタオルも
5分でカラカラ。
汚な。


【大器の器Ch】第272話
暑い信楽、熱い窯

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