陶琴Lightの紹介

大器の器・トップ > 陶琴(水琴窟) > お部屋の陶琴 > 陶琴Light2

陶琴Light2
洋の空間に和の音を届けるために。使う場所を考えて作って「陶琴Light2」
陶琴Light2とは 〜陶琴Lightだけでなく陶琴Light2を作った理由〜
庭園陶琴

陶琴Lightの後継品です。
この陶琴Light2は“洋”がコンセプトです。
陶琴Lightは“和”でした。
お客様から「洋風な空間にも陶琴Lightを置きたい。」
という言葉を頂き製作した作品です。

陶琴Lightの水音をそのままに作品の風景を変えました。
“和”の空間がコンセプトであった陶琴Light、
それは逆にその様な雰囲気の場所でしかマッチしないという事でした。

陶琴Light2は“洋”の空間にマッチする様に考えて製作しました。
今の“住む”空間は洋も和も混然一体になった物が普通だと思います。
その中で陶琴Lightは設置する空間を限定していると考えていました。
そしてお客様の中からその様な意見も頂きました。
「水琴窟は置きたいけど雰囲気が合わない。」
ならば合うように製作しようと思い作りました。

“洋”の雰囲気の場所に置ける水琴窟、それが陶琴Light2です。

最初に陶琴Lightを作った理由

『大器の器』の窯のテーマは『潤いを皆様にお届けする』です。そのための焼物商品を作りたいと思っています。
そして技術的なテーマは「水琴窟を使い易くする」という事です。
夢は “手のひらサイズの水琴窟” を作る事です。それも焼物でです。
この陶琴Lightは現時点で陶製水琴窟『陶琴シリーズ』の “水音” のクオリティーを保ち、限界までコンパクトにした作品です。

陶琴Light2

皆様に水琴窟の “水音” と感じて頂けるレベルでどこまで小さく出来るか。
現時点での『大器の器』の答えです。
陶琴の音は水滴のサイズと量、下部反響容器の体積と形状、そして水滴が落ちる高さ、これらの要因で決まります。この要因の個別の部分を調整しながらそれぞれの大きさの陶製水琴窟の“水音”を出していきます。

水滴のサイズの大きさを変えるならば落ちる高さを変える等、それぞれを微調整しながら音の感じを決めていきます。それらは全て手作業と調土の具合によるので非常にアナログな技術が要ります。

陶琴Lightに関しても水音を出すための調整具合は企業秘密です。と言うか言葉や文章にして明示する事が出来ません。作っている職人も明確にその技術に対する結果をコントロール出来ないからです。作る場所(ロクロ場)や乾燥の具合、土の調合(その時と場合によって微妙に違います)等によって全て微妙に変わってきます。職人さんの指の大きさによっても変わってきます。

それをある一定の “水音” の反響音の範囲に収めます。ですので『大器の器』の作り方をそのまま教えても他の場所で再現できるかどうかは解らないのです。ある程度似せる事は出来るかも知れませんが『大器の器』オリジナルという分けにはいきません。
逆を言えばその場所オリジナルの水琴窟になります。そうならざるを得ないのです。
ですので『大器の器』も常に陶琴の技術革新に努めていかなければなりません。そうしなければ今の時代すぐに追い抜かれてしまいます。

『陶琴Light』は、現時点の『大器の器』の技術的な夢への一番近い作品です。もちろん何でも小さければ良いという分けではありません。はっきり言いますと玄関の陶琴や庭園陶琴の方が水琴窟の音としてのレベルは上です。どうしても下部反響器の体積と高さの関係で勝てない部分が出て来ます。しかしそれを補う為に出来る限りの要因を加えました。そしてこのレベルなら『陶琴』シリーズとして販売して良いと判断しました。
庭園陶琴や玄関の陶琴等にない良さが沢山あります。使い勝手、陶製水琴窟の潤いを身近に生活に取入れられるという点に関しましては陶琴シリーズの中で一番叶っていると思います。
より身近に水琴窟を感じて頂ける作品、生活に手軽に水琴窟を取り入れて頂ける作品、より近く『潤い』を皆様に感じて頂ける作品それが『陶琴Light』です。

陶琴Lightの使い方
上部透水器と下部響鳴容器をセットしてください。
上部透水器に水を入れてください。
1分程したら、水琴窟の音が響いてきます。
陶琴light2はこんなところにおすすめです。

各部屋の陶琴の重さ、水の量、利用時間をまとめました。

陶琴lightとともに『大器の器』で一番小さな“水琴窟”です。
皆様の生活空間の思い思いの場所に置いて下さい。
その場所から“潤い”の水音が響いて来る。
そんな家にしたいと思い製作しました。

上部透水容器に水を満たして頂くと約20分間水琴窟の“水音”が響きます。

80年代の携帯電話位のサイズ感です。

すべて陶製水琴窟はこうやって作られています。

一粒、一粒しっかりと水滴が落ちているか確認します。
この水滴が上手く粒になっていなかったらいい音はしません。実際に水を流して一つ一つ確認します。

それと同時に作った人間で水音のチェックをします。
職人、家族一同真剣な瞬間です。
ここでOKが出た物を皆様にお届けします。

一つ一つ、職人の分担作業が合わさって完成します。大器の器作り手全員のプロの仕事の結晶です。

陶琴Light(水琴窟)の音を聞く。

陶琴Lightの音ってどんな音なんだろう。
そんな方のために、陶琴Lightの音をご用意致しました。

陶琴Lightの奏でる心地良い音をお聴き下さい。

【映像に関するご注意】
※この映像の音は陶琴Lightのものです。
※陶琴のサイズ、設置場所によって音の聞こえ方は異なります。

陶琴Light2
陶琴Light2

(寸法)高さ280mm×φ170mm

※全て手作りのため、色や形、模様の出方が作品ごとに若干異なります。また、寸法につきましても多少の誤差がございます。以上ご了承の上、ご注文ください。

陶琴Light2

販売価格13,000円(消費税込:14,300円)

 
数量
商品についてのお問い合わせ
お気に入りに登録 お気に入りに登録済み