大器の器・トップ > 水琴窟情報局 > 水琴窟の"水音"を訪ねる旅(3)京都 東山浄苑

水琴窟の"水音"を訪ねる旅(3)京都 東山浄苑

Posted on 2014.08.31(Category:全国水琴窟情報局)

20140830東山浄苑①DSC_0027.JPG
水琴窟の"水音"を訪ねる旅、
第三回は京都の東山にある『東山浄苑』です。それではスタート。

【取材日 平成26年 8月15日(金)】
20140830東山浄苑②DSC_0028.JPG
東山浄苑です。いわゆる納骨堂です。
お墓ですね。

やはりご先祖様、神様、仏様をお祭りする場所に水琴窟はよく設置されています。

また行った当日が8月15日でした。
お盆の真最中です。東山浄苑でも盂蘭盆会が行われていて
ご先祖様の御供養に訪れる方々で一杯でした。

余談ですが8月15日は終戦記念日です。
昭和20年の当日のお昼から昭和天皇の玉音放送(終戦の詔)
があったわけです。

日本はお盆の真最中にポツダム宣言を受諾した分けです。
その玉音放送というのは前日に収録されました。

そして15日にNHKで全国放送するというのは当日まで
世間一般に発表は無かったわけです。

その玉音放送の時間帯に
本来のNHKの放送には京都からの盂蘭盆中継が予定されていました。
当日のラジオ欄に記載されてるそうです。

沢山の戦没の御霊が帰って来るであろう
盂蘭盆の時期に終戦(敗戦)を受諾・・・色々考えさせられます。

閑話休題

上の写真はご先祖様の供養を願うであろう灯篭です。
この灯篭が飾られている六角堂の前に水琴窟があります。
20140831東山浄苑水琴窟①DSC_0038.JPG
こちらです。
立派な石に、しっかりとした造りです。

左右二つ聴く場所があります。
20140831東山浄苑水琴窟看板DSC_0030.JPG
こちらが説明の看板です。
『響流庭』良い名前です。

やはり水琴窟は人気があります。
色んな所を訪ねて意外に思うのは
子供にとても受けがいいという点です。
20140831東山浄苑水琴窟③DSC_0029.JPG
写真はちょっと寂しい感じですが
この後も家族連れのお子さん達が列をなして

水をぶっかけていました。
音がするとキャーキャー喜びます。
20140831東山浄苑水琴窟⑤DSC_0031.JPG
この小石が引かれている場所に
水を落とすと水琴窟の音色が響いてくる様になっています。

20140831東山浄苑水琴窟⑥DSC_0033.JPG
沢山のご先祖様の供養に来られたご家族が
皆で水琴窟の水音に耳を傾けておられます。

こんなシチュエーションで
音を聴いて貰える水琴窟はとても幸せ物だと思います。

僕が作る陶製の水琴窟もこうやって沢山の人の
"心"に関係するシーンで聴いて貰える様にしていきたいです。

そんな時に選んで頂ける水琴窟を作らなければいけません。
20140831東山浄苑水琴窟⑦DSC_0032.JPG

20140831東山浄苑水琴窟⑧DSC_0039.JPG
やっぱり皆さん目に留まるとほぼ100%の確率で水音を聴きに来ます。
水琴窟のキラーコンテンツ(?)ぶりは半端ありません。

今回の水琴窟の"水音"を訪ねる旅は
水琴窟の集人する力を改めて勉強させて貰いました。

そして"心"の装置であるという事も改めて確認しました。

なんて事ない"水音"なんですが
その"水音"に沢山の意味が込められている。

そして聴く人達はしっかりと
その意味を感じているという事だと思います。

そういう商品を作っているんだとしっかりと
自覚しなければいけません。
これから心にそれを留めて製作したいと思います。

さて次回の『水琴窟の"水音"を訪ねる旅』は
20140831當麻手寺門DSC_0241.JPG
奈良県は葛城の當麻寺西南院です。
もう看板で水禁窟って出しちゃってます。

すごいです。素晴らしいです。しかも同じ庭園に二つあります。
是非お楽しみに。

【お知らせ】
『大器の器』で製作している水琴窟や宝瓶を『敬老の日』のプレゼントにいかがでしょうか。
当HPの敬老の日ギフト特集のブログです。
詳しくはこちらをご覧ください。

『陶琴』シリーズや当HPの商品に質問、疑問がございましたら遠慮なくお電話、eメール下さい。
詳しくはこちらをご覧ください。

又、実際に陶製水琴窟『陶琴』シリーズの水音を聴いて頂けるギャラリーも御座います。
詳しくはこちらをご覧ください。





人気の商品紹介
小丸陶琴
純朴陶芸家 奥田大器
現代社会に生きる皆様に“潤い”を届ける!
これが奥田大器が『大器の器』で行いたい事です。
奥田大器の紹介はこちら