蓋を鬼の直し作業


間違えたら直したらいい。
修正も大事な製作工程陶芸家の奥田大器です。久しぶりの二度手間をやってしまいました。

お写真の品は茶香炉です。茶葉を蝋燭で炙りその香りを楽しむ陶品です。蓋が二重になっています。中蓋で茶葉を受けて外蓋で蓋をします。

こんな感じです。
この蓋の寸法を間違えました。
間違えて削ってしまいました…。

胴体と蓋は別ですのでそれぞれの乾燥具合が違います。それを計算に入れて削っていきます。焼き上がった時にピチッと合うようにです。急須作りでは必須の技術です。

…もう一度言います。やってしまいました。土曜日に削った蓋が胴体と合わない。大きめに削っちゃったよ。久々にやってしもうた。削る径を完全に間違えた。

大急ぎで修正しましたよ。奇跡的に土曜にやった分が完全に乾いてなかった。何とか事なきを得ました。しかし恥ずかしい。こんなミスは初心者ですよ。完全に勘違いしてました。本当に今後気を付けます。

これが裏なんです。この穴に蝋燭を入れます。そして茶葉を炙ります。

蓋(外蓋)にはこれから透かしを入れます。ですので削り仕上げはしますが乾燥はさせません土がある程度乾燥したらもう何も出来ません。ナイフで透かしを入れるなんて絶対出来ません。

ですので透かし作業まで慎重に保管します。

【陶琴Presents 水沁み出しラジオ】#26
蓋を鬼の直し作業