切立湯飲みを作っています


どうも切立る純朴陶芸家の奥田大器です。
皆さん生活切っ立ててますか。
僕は常に切っ立ってます。

切立、直立の湯飲みの事です。”きったて”と言います。ちょっと写真ピンボケしてますが表面波立ってます。トチリ仕上げとうちでは言ってます。

これが仕上げる前の湯飲みの原型です。
原型という言葉が正しいのかどうかは解りませんが元の形はこの様な物です。

石膏型から出てきたそのままの状態です。

これを缶箱(衣装箱)に入れて削るのにちょうど良い塩梅になるまで乾かします。何かこのブログで同じ事散々言ってる気がします。

仕方ありません。この削り仕上げ作業をメチャクチャする時期はします。今はそんな時期です。ブログに書くメモリーがその事でいっぱいになるのでしつこく書きます。

どんな感じで削り仕上げをするのか?
本日はそれをYoutubeに載っけています。
興味ある方是非ご覧下さい。

力加減に微妙な調整が必要です。
デカいからして指先の調整を仕事の糧にしております。

【大器の器Ch】#493
切立湯飲みトチリ

蓋を鬼の直し作業


間違えたら直したらいい。
修正も大事な製作工程陶芸家の奥田大器です。久しぶりの二度手間をやってしまいました。

お写真の品は茶香炉です。茶葉を蝋燭で炙りその香りを楽しむ陶品です。蓋が二重になっています。中蓋で茶葉を受けて外蓋で蓋をします。

こんな感じです。
この蓋の寸法を間違えました。
間違えて削ってしまいました…。

胴体と蓋は別ですのでそれぞれの乾燥具合が違います。それを計算に入れて削っていきます。焼き上がった時にピチッと合うようにです。急須作りでは必須の技術です。

…もう一度言います。やってしまいました。土曜日に削った蓋が胴体と合わない。大きめに削っちゃったよ。久々にやってしもうた。削る径を完全に間違えた。

大急ぎで修正しましたよ。奇跡的に土曜にやった分が完全に乾いてなかった。何とか事なきを得ました。しかし恥ずかしい。こんなミスは初心者ですよ。完全に勘違いしてました。本当に今後気を付けます。

これが裏なんです。この穴に蝋燭を入れます。そして茶葉を炙ります。

蓋(外蓋)にはこれから透かしを入れます。ですので削り仕上げはしますが乾燥はさせません土がある程度乾燥したらもう何も出来ません。ナイフで透かしを入れるなんて絶対出来ません。

ですので透かし作業まで慎重に保管します。

【陶琴Presents 水沁み出しラジオ】#26
蓋を鬼の直し作業

新しい水琴窟作りました


床の水沁みが痛恨の写真。
どうも、水が沁み出している水琴窟陶芸家の奥田大器です。皆さん生活に潤いという名の水は沁み出していますか。

新しいサイズの水琴窟、陶琴を作りました。堂々の発表です。もうちょっと写真をなんとかした方がいいという声が僕の脳に直接聞こえます。

…しっかり写真撮ってあげたら良かった。せっかくの久々の新サイズ。改めてちゃんと写真撮ります。

左が従来サイズの大型陶琴。右が新商品の丸っこい陶琴。丸型陶琴です。

ややこしい!卓上水琴窟に丸陶琴がある。
絶対に間違える商品名。名前も改めて考えましょう。しかしこう言うのって得てして最初に言っちゃった物がしっくり来ちゃうんですよね。言霊です。完全に言霊。丸型陶琴が凄く良く感じて来ちゃった。

あ、なんかそれ以外この子の名前の感じがしない。

球型、これやったら旧型と音が一緒やな。…球体陶琴…なんかフジテレビみたいやな。ああ!丸型陶琴しっくりくる。

砂利、コケ、植栽スペースもばっちりで御座います。

是非皆様『丸型陶琴』を宜しくお願い致します。

そしてご用命のオリジナルサイズがありましたら遠慮なくご連絡下さい。可能な範囲で要望のサイズの水琴窟を製作致します。

【陶琴Presents 水沁み出しラジオ】#25
毎日そんなに喋られない

フリーカップの削りです


ロクロにフリーカップを据えて(逆向き)仕上げの削りをしています。

どうも、純朴フリーカップ陶芸家の奥田大器です。人生もフリーダムでありたい。そんな事を思う39歳です。

フリーカップ作りが宴もたけなわです。定期的にフリーカップの注文が入ります。有難い話です。有難い話ですので削ります。受け口に向かって沿っている形のフリーカップです。

機械ロクロの石膏型から出てきた素地がそのままでもかなり綺麗です。フリーカップは。ですので少しの箇所削るだけで出来上がります。

いじる必要がない。

単純な形こそ綺麗。手を加える箇所が少ないという事は変に削ると違和感増大です。違和感が出ない様にそっと削っています。

陶製のフリーカップはビールを入れると泡立ちが良いです。陶器は多孔質です。表面に沢山の穴が開いています。ですので気泡が立って泡がよく立つ。飲み口がクリーミーになる。専らそんな話です。

ちょっと前にはその泡立ちを利用して文字が浮かんでくるビアカップなんていうのも信楽で作ってました。今も販売していたな。お近くの雑貨店で見つけて下さい。なかなかのアイデア商品です。僕それを発明した人知ってるんですけど名前とか浮かしてはった記憶があります。

泡を抑える箇所とよく発砲する箇所を作ってやれば確かに出来ます。信楽は何でも作るんやなあと感心したものです。

【陶琴Presents 水沁み出しラジオ】#22
陶芸家と陶器メーカー

水が少しでも流れ易い様に溝


この工程に意味があるのか?
どうも、純朴水琴窟陶芸家の奥田大器です。
本日は水琴窟の透水器の話です。

表面に溝を彫っています。水滴が落ちる突起から一本づつ。少しでも水が流れ易い様にと考え彫っています。

多孔質な素材(土)ですので水を入れたら表面全体から水が浮き出てきます。ならば必要無いんじゃないか…いや、ここは信じて彫っています。陶琴を作り始めてからずっと彫っています。

彫るラインまで赤インクで目印を付けます。透水器一つ一つにこの工程をしています。正直時間が掛かります。しかしこの工程が少しでも水の流れをスムーズにさせると信じてやっていきます。

溝を彫らずに焼いてイマイチだったらめっちゃ悔いると思うんです。そんな思いしたくない。これは貧乏性でしょうか。

webから注文して頂きお待たせしているお客様、大変申し訳ございません。もう直ぐ焼けます。もう少々のお待ちをお願い致します。

土から自分で練っていますので溝を彫らずに音がイマイチだったらとか考えると惜しくてしょうがありません。だからここは彫ります。信じて彫ります。

水が落ちる突起物をチボと言ってるんですが。そのチボも思えば沢山作りました。指の腹のサイズじゃないとしっくりきません。これも見事に変えが効かないんです。工具の方が良いんじゃないかと色々と試したんですが全くダメ。形の融通が全然利かない。

手引きでロクロしている陶芸家さんや職人さんもこれが一番やり易いとよく言われます。人間の手はたいしたもんです。

それから話変わりますが…前回の水沁み出しラジオ、視聴回数12回でした。これは来る所まで来ましたよ。何か試しに動画上げて下さい。何でも良いですわ。30回位視聴されるから。12回は驚異の数字ですよ。
動画の中で「皆さん!」とか言うてますが皆さんなんてどこにもいないんですよ。これは信楽焼物界の怪談ですよ。

【陶琴Presents 水沁み出しラジオ】#21
陶器屋と陶芸家