素焼窯詰、本焼の前

大器の器活動ブログ

水琴窟陶芸家の奥田です。
あくまで水琴窟製造者のブログです。
水琴窟販売サイトのブログです。
水琴窟といっても据置です。
室内で水音を響かせます。

しかし今日やったのは窯詰。
それも素焼。
本焼きする前に
低温(500~700℃)で焼きます。
そうする事で本焼(1250℃程度)時に
起る様々な不具合から商品を守ります。

573℃を越えると焼結して土(素地)は
陶器になります。
乾燥が甘かったり、厚さが均一でないと
この焼結時に割れ(切れ)ます。

素焼して一度焼結させて
釉掛けや他の仕上げ諸々で
割れ難くさせる目的もあります。

又、素焼して不純物を燃やし、
本焼きでの空気泡やゴミの表面焼残りを
防止する事も出来ます。

釉薬や素地の土の種類によって
素焼したり必要無かったり。
全ての商品を素焼する訳ではありません。

本焼の窯詰よりはるかに簡単です。

【大器の器Ch】

タイトルとURLをコピーしました