2018.6.18.の関西地方の地震について

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皆さんお疲れ様です。
信楽『大器の器』の奥田大器です。

本日朝の関西地方の地震で
信楽(甲賀市)も揺れました。
震度は4でした。
信楽地域は地震時に比較的
揺れが弱いんです。
これは諸説あります。
岩盤の関係等言われていますが
正確な事は解りません。油断は禁物です。

『大器の器』(㈱壺八)の
陶器工場も揺れました。
しかし大きな被害は幸いにも出ませんでした。

石膏型や乾燥中の生陶器が
沢山詰まれていますが
倒壊する事も無く無事に済みました。
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午前中信楽を陶器配達で
少し回ったのですが
平常運転といった感じです。
本当に大事にならずに良かったです。

この前の熊本地震がその後本震が
来た様に油断は出来ません。
気象庁もこれから1週間程度は
警戒が必要と発表しています。

しかし、
“〇日の〇時に〇〇市で
マグニチュード〇の地震が起こる”
とか言う類の情報は一切根拠がありません。

すでにSNS等では散見されます。
又、熊本地震の例を引いて
“〇日後に今回以上の本震が来る”
等と言った情報は一切根拠はありません。

確かに地震に対する
備蓄や非難の備え、心の準備は
常に必要ですが”日にちや震度等”を
具体的に言っている情報はデマです。

人間は不安な時はそういった情報に
囚われやすくなります。
またその心理がデマを拡散させます。
しかし「地震の正確な予知」は
現代の科学では不可能というのが常識です。
国も東海地震(第二次関東大震災)の
予知はとっくの昔に諦めています。
だから事前の警報アラームがスマホから
鳴る様になりました。

今回は直下型だったので予兆波と
本震の間が殆ど無いのでアラームと揺れが
同時に来ました。
これが太平洋海底下で起こる
プレート境界の”東南海地震”なら
警報アラームと本震のタイムラグが
1分程度あると思います。
この1分の間の初動で備える。
これによって何十万人の命を
救うのが国の地震対策です。

何度も言いますが”地震予知”は
現代の科学では出来ません。
その類の情報はデマです。
これから警戒期間の1週間は
色々なデマが出て来ると思うので
気を付けて行きましょう。

ここでややこしいですがもう一度説明します。
気象庁が発表した、
“これから1週間は大きな揺れが
起こる可能性があるから警戒して下さい。”
はデマではありません。
地震の特性上揺れが続く可能性が大きいという事です。

しかし、
“確実に〇日後に巨大地震が起こる”
“〇〇市で震度〇の地震が〇日に起こる”
“〇〇上空に地震雲が出ていたから地震が起こる”
等の類は一切信じる必要はありません。

明日からちょっと気を付けます。

【大器の器Ch】第265話
2018.6.18.の関西地方の地震について

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