この水琴窟の水音を訪ねる旅も記念すべき10回目です。
すばらしい。なんでも10回続けるのは大したもんです。
その記念すべき10回目が”桂川PA”です。
妙心寺とかと思ったでしょう。
それはまだ後に取っておきます。
なんせ場所が場所だけに
日本で一番人目に付いている水琴窟かも知れません。
京都はPAにも水琴窟があります。
やっぱり古都はあなどれません。
“雅”に命を懸けています。
それでは水琴窟探訪記スタートです。
【行った日 平成27年2月初旬】
見て下さい。
完全な高速道路PAです。
一見、水琴窟がある様には見えません。
水琴窟どこにあるかと言いますと・・・、
トイレの中に設置されているのです。
なぜなんでしょう!?
確かに水琴窟の起源は
厠の手を洗った水を反響させたという説があるそうです。
それに因んでいるのでしょうか?
トイレの中ですのであまりでっかい一眼レフカメラで
パシャパシャ撮る訳にはいきませんので
スマホのカメラで失礼します。
あら、可愛らしい。
水受けが凝っています。
全体はこんな感じ
正にお手洗いの横に設置されています。
竹筒から聴くタイプです。
早速聴いてみましょう。
なかなかええ音やないかい。
こちら音が聴ける動画です。
僕がスマホで撮影した物ですので
音に限界がありますがなかなか綺麗な”水音”です。
![20150303_katurapa_07_01485867d3160e8283043f3d67b3cc63f628b1f7af.jpg](http://www.daikinoutsuwa.com/blog2/20150303_katurapa_07_01485867d3160e8283043f3d67b3cc63f628b1f7af.jpg)
やっぱり可愛らしい。
水受けの袋の感じがやっぱり可愛らしいです。
こんな形で水受けが彫刻されている
水琴窟は見た事がありません。
水も常に循環しています。
ですのでいつでも”水音”が聴けます。
ユニークで可愛らしい水琴窟です。
折角ですので
こんな角度でも一枚。
そして、
やっぱりあります。
水琴窟解剖図!!
マストアイテムですね。
どこの見ても同じ様な絵のタッチなんですよね。
書いてる人なり会社同じなんかな。
紹介されていますね。水琴窟の名刹が。
圓光寺の探訪記はこちら。
『大器の器』もいつか紹介されたい。
しかしやっぱり京都は水琴窟の名所、宝庫です。
まだまだ聴きに行かねばならん所が沢山あります。
京都と水琴窟の関係を一回調べなくては
いけないと思っています。
後、水琴窟の由来ですね。
これが諸説ありましてよく分からないんです。
一回このブログで整理したいと思っています。
水琴窟の歴史に詳しい方を訪ねたいです。
もし知り合いにそんな方知っているという
人がおられましたら『大器の器』まで御一報下さい。
宜しくお願い致します。
高速道路PAに水琴窟がある街”京都”
水琴窟陶芸家にとっては避けては通れない都です。
次は宝泉院に行きたいな~、
いや日吉大社かも知れません。
岡山という話も出ています。
第11回もこうご期待!!
それでは
水琴窟の”水音”を訪ねる旅、第10回はこれにて終了です。
皆様さようなら!!
【追記】
今年の春
4月17、18、19日の3日間
『大器の器』で水琴窟のイベントを行います。
題して
『朝宮茶飲んで水琴窟の水音を聴こう!!』
と言うイベントです。
詳しくはこちら。
『大器の器』が製作する
陶製水琴窟『陶琴』に興味のある方は
是非お越し下さい。
待ってます!!
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