茶碗を削って仕上げます


米を食べて生きて来た。どうも米を食べる為にはよそう物が必要な純朴陶芸家の奥田大器です。

お久振りで御座います。一週間ぶりの大器の器ブログ。お待たせしました。お待たせし過ぎたかも知れません。茶碗を削る毎日です。

日本は米の国。ですのでうちの窯にも茶碗の注文が入ります。思えば壺八に入ってずっと茶碗の削りをしています。

2004年アジアカップ中国大会の中継を見ながら茶碗を削っていたような気がします。宮本がキャプテンでPKの場所を変えさせたヨルダン戦です。あれ?でもその年は試験場に入ったばかりだな…。

じゃあ削りなんかしてないじゃないか。…おかしいな、じゃこの記憶何だ?日本代表が大ブーイングを受けているのを観ながら茶碗を削っている記憶があるんやけど…。

あれ、大体壺八の仕事場にTVなんか無いやん。えっ、これ何?この記憶何?

何か脳の中の触れてはいけない所に触れてしまった気がします。もう止めましょう。茶碗の記憶を追い返すのは。

あれ~おかしいな。2004アジアカップを毎試合楽しみにしながら工場で仕事している記憶があるんやけど…俺その年試験場の1年目でそもそも工場に入っていないやん…。

確かにその記憶の中で宮本キャプテンでジーコ監督の日本代表が重慶で戦っているんやけど。

…じゃあ、俺は何処であの年のアジアカップを観ていたんだ。

あのアジアカップは何だったんだ?

【大器の器Ch】第451話
茶碗を削りながら喋ります

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