機械ロクロは今日も回る。

指に気をつけろ?
純朴機械の体を求める
陶芸家の奥田大器です。
もう999に乗ってどっかに行きたい。

そんな銀河鉄道のチケット代を
稼ぐべく今日も袋物の蓋を押しています。
（その合間にフリーカップです。）

蓋は機械ロクロで押します。
容赦なく回ります。
容赦なくコテが下りて来ます。
指には十分気を付けなければなりません。

ハイ、綺麗に仕上がります。

こうなった物を見てるのは
気持ちがいいです。

どんどん押していきましょう。
型に土を押していく。
肩が凝ります。

乾燥したらパカッと外れます。
この時ちょっと快感です。
これが土の種類によっては
外れ難い事があります。

オリジナルで土を作ったりしたら
外れなかったりします。
その時のストレスたるや。
型の掃除も大変です。

こういう形で型から出ます。
完成形が出る訳ではありません。
ここから一つ一つ削って
完成の形に持っていきます。

土の準備→型に土入れる→機械ロクロ
→型から外す→ある程度乾燥
→削って仕上げ。
ここまでが生状態の一連の流れです。

このコツコツした作業が陶器屋です。
明日も頑張ります。

【大器の器Ch】第155話
そんな機械ロクロのコンプレッサー音と
回転を体感せよ?