検品に引っかかる。

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引っかかりました。
純朴チェック陶芸家の
奥田大器です。

水琴窟の透水器
我が社の検品に引っかかりました。
社長の厳しい検品です。

どんどんチェックが厳しくなってきます。
「えっ、これもダメなの。」
みたいな感じになってます。
いやいや当然の事です。
俺が甘い。きっと甘い。
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いい色なんですけどね。
表面もいい感じなんですが。

ちょっと水の落ちが遅いみたいです。
まあ、おっさん(親父)の感覚ですが・・・。
俺は何も言いません・・・。

同じ原料調合、
同じ窯、
同じ作り方、
でもばらつきが出ます。

窯の中の酸素の量や
温度のムラが影響してると思います。
そんな簡単に均一には出来ないんです。
理論はあるんですが
その通りになる事は殆ど無いです。

そこで・・・、
20160916_kenpin_03.jpg
もう一回窯に入れてみます。
“理論上”ではこんな事しても
絶対水の染み具合は変わらない筈です。

でも陶器は何が起こるか解らない。
絶対やっちゃダメと言われてる事やったら
上手くいく事が結構あります。

還元の窯に二回入れて
より漏れるなんて事は”普通”ありません。
でも”普通”ない事がよく起こります。

所詮土と水と火です。
何が起こってるのかはよく解りません。
火が入ってる窯の中で
実際に観察したやつはいないわけです。

ですので意味の無い様な実験してみます。

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